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ごめんなさい

今更ですが、この度東北地方太平洋沖地震で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様が一日も早く平穏な生活に戻られることをお祈りしております。

そしてお久しぶりです。
お久しぶり過ぎて、申し訳ないです。
いつものごとく、仕事が忙しくなったのもひとつの理由ですが、パスワードを忘れてしまって気づけば半年以上経ってしまったというのが現状です。

この半年の間に色々とありました。
信頼していた人に裏切られ、
会いたくはないヤツに会わずにはいられない状況になり、
追いつめられ、
信頼している人を利用しました。

綺麗事で済まされる事ではないけれど、後悔はしていません。
むしろ思い切った自分がいかに利己的であるか自覚できました。
僕の事ですから当然、吹っ切れるまで悩みました。
吹っ切るきっかけは東日本大震災でした。

2011年3月11日。
あの日、あの時間、僕は打ち合わせで社外に出ていました。
先方の会社に居て、担当の人が丁度席を外されていて、
一人小部屋でさっきまで話し合っていた内容を具体的にどうするかと考えていた時だったと思います。

最初、揺れているのに気づきませんでした。
なんか気持ち悪いなという感じでした。
この頃体調が悪かったので、揺れているのは自分の体調の所為だと思っていました。
しかし揺れは長く、縦揺れが混ざってきた時点でようやく地震だと気づきました。

咄嗟にドアを開けたのですが、高層ビル内ということもあり、
実際の震度の揺れよりも揺れを大きく感じたため、
その部屋で、テーブルの下に入りました。
テーブルの下に居る時、室内の真新しい棚が倒れ、テーブルとぶつかった。
その音の大きさに恐怖が増した。

帰社してYさんの顔を見た途端、我慢していた感情が溢れ出し、
このまま悩んでいても……という気持ちになり、悩むのをやめました。
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.04 2011 未分類 comment9 trackback(-)

意思を尊重

Yさんの奥さんが会社に来た時、僕はフロアのパーテーションで仕切ったところで打ち合わせをしていた。
がっつり打ち合わせをするときは別室(以前息子さんを通した部屋)に移動するが、ちょっとした打ち合わせは面倒なのでフロアでやってしまう。
なのでこの時僕は打ち合わせをしていて、丁度手の空いていた彼(今後堺さんと表記します)が対応した。
Yさんは親会社に顔を出しに行っていて不在で、別室も他の者が打ち合わせに使っていたため、堺さんは僕が打ち合わせをしている隣のブースに奥さんを通した。
パーテーションで仕切られているだけなので、声は聞こえる。
堺さん相手に奥さんは「仕事が忙しいから会社に来るように言ったのはあの人なのに、来たら居ないってどういう事んなのかしら」という愚痴を言い始めていた。

僕と奥さんは面識があるが、彼女にしてみれば、僕の存在は疎ましいだろう。
何気に息子さんが懐いてくれているし、面倒というほどではないにしろみていた。
彼女にしてみれば赤の他人の僕が出てくる事自体面白くないだろう。
なるべく顔を合わさないようにと考えながら打ち合わせをしていた。

またなるべく奥さんの言っている事を聞かないようにしていたのだが、やはりそれはパーテーション一枚の仕切りでは無理で、しっかり聞いてしまった。
まず、僕は意図とせず一人暮らしとなった高校生の頃から、勉強における成績は別のところにモチベーションがあって、そのために頑張れる、言い変えれば成績を上げるために勉強を頑張ったというタイプではない。
だから奥さんの言っている、息子さんのバンド活動を辞めさせて、勉強に専念させるという考え方が理解できない。いや勉強に専念すればもっと成績が上がるという考え方が理解できなかった。
理解できないが、そういう考え方もあるという事は十分知っているし、自分の考え方と違っているからと言って自分の考えを押し付けるほど子供でもない。
ただ堺さんが困っているのではないかという心配はあって、打ち合わせ相手を見送った後、隣のブースにまだいた堺さんにすみませんと声をかけて連れ出そうとした。

流石に無視できる相手でもないので、堺さんに声をかけ、奥さんには軽く会釈をして話しかけられる隙を与えないようにした。
けど入るところは隣のブースなので話は丸聞こえになる。
仕事は堺さんを連れ出す口実ではあったが、本当に割り振らなきゃいけなかったため、話し合う。
その間にYさんが帰社し、奥さんをブースから連れて出ようとするが、個室は使っているし、駅前のカフェは奥さんが「会社に来いって言ったのはあなたでしょう」と言って拒否したため、聞きたくもない話が耳に入る。

やっぱりと言うべきか奥さんが来た理由は息子さんの事。
Yさんは息子さんの意思を尊重したいと言い、それだと今までどおりの勉強しかしないから成績が上がらないと話はずっと平行線。
次第に、自分は息子さんのために恋も仕事もあきらめ、帰国したのにという話になる。
向かいに座っている堺さんが気まずそうな顔になり、僕は気にしないほうがいいですよと筆談するしかなかった。
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.22 2010 未分類 comment2 trackback(-)

理由

僕に固執するヤツの姿を見ていると、Yさんに未練がある自分の姿と重なるから追い詰められる。
何故こんなに僕に固執するのか本当のところは分らないが、大学まで順風満帆だったのだろう。
縁故で採用されと言っていたが、本人にとっては就職するまで順風満帆だったのかもしれない。
しかしどれだけ優秀な人でも入社してから努力をしなければ、上には上がいる状況で上ってはいけない。
僕から見てヤツは営業職に向いていると思っていたが、ヤツにとっては不本意だったのかもしれない。
そんな中、なんとか自力で就職して、自分の希望通りの部署で働けている僕の存在は疎ましかっただろう。
あまつさえそんな僕が教育係になったのだから嫌だっただろう。

だからと言ってヤツの態度を、仕打ちを甘受するつもりはない。
僕にはそんな義理も義務もない。
しかしどれだけ突っぱねてもヤツはめげない。
そして僕はどんどん追い込まれていく。

戻ってきてくださいよとヤツは言う。
貴方たちが居ないと全然駄目なんですよとも言う。
確かに何度かコンペで前の会社に勝った。
でも本来会社というものは僕やYさんがが居なくても成り立つ。いや成り立たなければいけない。今の会社とは規模が違うのだから。
そしてゆくゆくは今の会社だって僕が居なくてもやっていけるようになる。

なんておこがましい。今でも充分僕が居なくてもやっていけるはずだ。
それは分っている。
だが、少人数だから居ないとやっていけないと思っていたい。
Yさんと一緒に居られる理由のためには。

結局そこに行き着き、矛盾した考えに悩まされる。
Yさんの事を過去の事にするならば、会社を辞めるべきなのかもしれない。
しかし短期間でころころと変わるのはいかがなものか。
立ち上げてまだ一年目の会社を個人的な理由で放り出すのはいかがなものか。
そして辞めるべきではない理由を挙げては、本当は辞めたくないために探した理由でしかない現実。
自分で自分の首を絞めていると言うのはこういうことなのかと実感していた頃、会社にYさんの奥さんが来た。
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.21 2010 未分類 comment0 trackback(-)

執着か。未練か。

不倫。
そういう事実は僕たちの間にはない。
しかし僕は動揺していた。
ヤツに僕の浅はかな願望を見透かされたみたいで。

理屈じゃない。僕はYさんに欲情する。
触れたい、触れられたい。その気持ちを押さえ込むのに必至で、過去の事にしなきゃいけないと頭では分っていても感情ではYさんを求めている。
何がそうさせるのか。
執着か。
未練か。
執着というよりはやはり未練で、まだまだこれからという時に互いの意思に反して終わりになってしまった関係だから、どう消化していいのか困っていると言ったほうが正しい。
でもYさんにとって僕の事はもう過去の事になっているのだろう。
ヤツを適当にあしらうその表情には困惑も躊躇いもない。

以前はそうでもなかったがキスをされてからヤツが苦手になった。
出来る事ならば、もう二度と会いたくないくらいだ。
生理的に受付ないという意味もあるが、何より全てを暴かれそうな怖さがある。
不必要な波風とでも言おうか。

まだあの会社に居た頃、愛しさ(本当は可愛さだったような)余って憎さ百倍みたいな事を言われた事がある。
滅茶苦茶にしてしまいたいとも。
僕にしてみれば迷惑な事この上ない。
しかしここまで憎さ百倍状態になられるのも貴重な経験かもしれない。

とにかくこの時は、この場限り、この日限りで、もうこの店で食事は当分しないと決めていた。
そうすれば会う事もないだろうとたかをくくっていた。
僕が浅はかというか、思慮に欠けるというか、ヤツとの事となると思考が上手く回らない。
翌週、連日駅で待ち伏せされた。
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.20 2010 未分類 comment1 trackback(-)

巻き込んでごめんな

Yさんに、息子さんに言った事を聞かれたというショックはあったが、僕がそう思っていると思ってもらったほうが都合がいいかもしれないという打算があったのも事実。
きっと僕はどれだけの時間を重ねてもYさんを忘れる事ができなくて、未練は残るんだと思っている。
狡いと分っていても僕はYさんに今まで以上に突き放してもらわなければ、ふっきれないと思い込んでいた。

その日、仕事が終わるとYさんに食事に誘われた。
二人っきりになりたくなかったが、お詫びと言われてしまうと無碍にも出来ず、彼と食事したあの居酒屋に行った。

「巻き込んでごめんな」と謝られ、他人行儀っぽくて寂しくなった。
けど他人行儀は当たり前で、いつまでも引きずっている僕が悪いというか問題なんだと思う。
経緯説明をされて、確かに「結婚は間違いだったんだ」と言いたくなった息子さんの気持ちが少しだけ分ったような気がする。

息子の今後のために結婚した両親。
子は鎹という言葉があるが、枷でしかないと感じてしまっても不思議ではない。
ましてや大好きな音楽を辞めて勉強に専念しろと頭ごなしに言われる日々。
決して成績が悪いわけではない息子さん。
今までわりと自由に生活してきたのに、それを締め付けられるのだから窮屈だろう。
知ったからと言って僕がどうにかできる問題でも、僕がどうこうしていい問題でもない。

そんな話をしていると「お元気そうですね」と声をかけられた。
ヤツだった。
こんなに立て続けに会うのは気味が悪いと思っていたが、Yさんが上手く近況を聞き出し、仕事で駅近くの会社に出入りしているという情報を得た。
とは言え、何を考えているのか分らず気味が悪い事にかわりはなく、一刻でも早く帰りたかった。

しかし僕の心情などお構いなしにヤツはYさんに話しかける。
仕方なく僕は二人の会話をあまり耳に入れないようにしていたが、やはり無理で今ヤツらが置かれている立場がどれだけ厳しいか知らされた。
だからと言って僕に、Yさんに何かが出来るわけでもなく、会社の方針が変わらなければ厳しいだろう。

いろいろと自分の話をしたヤツは、入社したてというか僕にキスをする前の好青年だった。
しかし話がYさんの結婚に及んだ時、また不適に笑って「新婚早々不倫はやめておいたほうがいいですよ」と言った。
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.18 2010 未分類 comment1 trackback(-)
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Profile

ハル

Author:ハル
平々凡々な28歳の会社員。
2007.10.01男に意味ありげなキスをされました。

Memo

このブログは数日前の過去を振り返り、なるべく理性的に、他人事のように書いています。

リンクフリーです。切るも貼るもご自由に。

謝  辞
いつもいつもコメントありがとうございます。レスを返せず、申し訳なく思っています。 FC2ブログランキングで10位以内になっていました。クリックありがとうございます。

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